海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

キャリアとか人生とか

東洋哲学も勉強したいな、とつらつら思わせる佳作 |『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』著:マイケル・ピュエット&クリスティーン・グロス=ロー、訳:熊谷淳子

タイトルがいいのか悪いのか 結論から言うと、なかなか良かった。 こういってしまうのも少し癪なのです。というのは、『ハーバード式』『スタンフォード式』『成功者が実践する~』などというタイトルが個人的には大嫌いだからです。 ではなぜ買ったか。 東…

管理会計のカバレッジを詳述。計数担当におすすめ。 |『基本も実務もこれ一冊で! 管理会計本格入門』駒井伸俊

なかなか良かったと思います。 私は会社では計数担当と呼ばれていますが、自身ではいわゆる管理会計の担当と考えています。 大き目の金融機関の、とはいえ海外の辺境にいるので、基本的には東京の本部や地域本部(アジアのリージョナルヘッドはシンガポール…

自分の至らなさが身につまされる本 |『上司の壁』白戸三四郎

ここ一、二カ月、部下育成関連の本を読んでいます。 で、かなり食傷気味になりつつあります。というのも、「お前がまずしっかりせいや」と、上司の心構え・心持ち・態度・対応を諫める書籍にしか出会っていないからです。 改めて感じましたが、全部出来たら…

相手の真意を知る、人間力爆上げの会話テク |『できる上司は会話が9割』林健太郎

皆さん、こんにちは。 引き続き部下をどうやって自律的で探求心あふれる私のような(!)ビジネスパーソンに仕立てるかのヒントを得るべく、本書を手に取りました。 ただ、最近、50を前にして1000問の自己分析を絶賛断行中で、自分の切れやすさ・感情的な性…

発達心理学のビジネス応用版 |『なぜ部下とうまくいかないのか』加藤洋平

皆さん、こんにちは。 昨年うっかりできてしまった部下、しかも知り合いを採用したのですが、思ったより仕事が出来ず、なかなかにイライラします。大抵毎日キれています(天に唾するかの所業ですが…)。 ここ三カ月ほどリモートで仕事をしているため、更に連…

余程のマニアではない限り、かなり役に立つ |『アウトルック最速仕事術』森新

はじめに 突然ですが、私はメールというものが嫌いです。 仕事の内容では、諸々の個人的合理化を積み重ね、やり方を変え、順序を入れ替え、マクロを作り、自分の仕事量は上司には教えられない位減りました。 ただ、メールだけはそうなりづらいのです。 役員…

世のプレイングマネージャー諸君、君たちは聖人君主たりうるか |『部下が勝手に活躍する魔法の質問』伊藤治雄

50間際の窓際として、今まで一人でやっていた仕事に、部下を付けられました。 でも、何だかうまくいきません。 アニメの世界だと無骨な職人は一見ぶっきらぼうも、大抵は根が優しいもの(無骨で恥ずかしがり屋でね)。でも私はダメでした。大声こそ出さない…

プロのプレゼン術基礎。ヒントとテクニックが山盛り |『わかりやすく<伝える>技術』池上彰

皆さんこんにちは。 突然ですがすんごいバンドを見つけました。見つけた、というより漸く知った、という事なのですが・・・。あの、髭男っていう奴ですが、驚きました。『SPY X FAMILY』のタイアップ曲になっていた『ミックスナッツ』という曲なのですが、ジ…

メモによるアウトプット(+思考の深化)のススメ |『メモの魔力』前田裕二

皆さんこんにちは。 年末の雰囲気になってきましたね。 海外に居て日本のテレビを見るというと、うちではTverを使用しております。リアルタイムではありませんが。で、Tverにも広告があるのですが、年末仕様のものが増えてきたという話。 さるビール会社の広…

MECEによる問題解決入門 |『超MBA式ロジカル問題解決』津田久資

皆さん、こんにちは。 薄々感じられているでしょうが、当方あまのじゃくで、流行りが嫌いです。 出版業界でいうと、最近だと「〇〇がすべて」「○○が9割」「〇〇が3時間で分かる」「世界の〇〇を××冊読んでみた」的なやつです。あれはダメですよ。嘘っぽい。 …

ビジュアライズで記憶力・認知力アップ |『ザ・マインドマップ』トニー・ブザン、バリー・ブザン、訳:神田昌典

脳についての多くの神話がありますね。10%程度しか使っていないとか、一部が損傷したら他が代替して活動するとか。知らんけど。 事実はどうあれ、未知のパワーを秘めている、未開発の箇所があるという言説は、私ですと『うちの子はやればできるんです』的な…

自分を理解する一助に。個人的に90%以上の納得感 |『さあ、才能に目覚めよう[新版]ストレングス・ファインダー2.0』トム・ラス 訳:古谷博子

子どもたちには「自分のやりたいことをちゃんと見つけろ」とか言いつつ、未だに自分に何が向いているのかかよく分からない(もう遅いよ)50手前のおっさんです。 人生の夕暮れすぎ(夕飯前くらい?)ではあろうかと思いますが、世情を鑑みるとまだまだ仕事し…

充実の内容。とくに法律関係がまとまっていて良い |『世界一やさしいフリーランスの教科書一年生』高田ゲンキ

コロナ前後に会社を辞めてしまった家内。 今や、子どもたちも日本へ進学してしまい、どうも暇を持て余している様子。んが、もうおばさんだし、外で働きたくない(!)とおっしゃる。有閑マダムか!? ならばと、何か商売でもしないのか、と焚きつけています…

私も試したいダウンシフト。実現可能そう |『減速して自由に生きる ダウンシフターズ』髙坂勝

最近よく、人材紹介会社から連絡があるんです(Linked-in経由)。 「海外での業務経験がある方を対象に、日本にご帰国された際にそのご経験をフルに生かして頂いて。。。」 と歯の浮くような言葉でお褒め頂けるという。 永住ビザ申請の結果が出るまでは今の…

まずはサラリーマンから脱すること? |『年収一億円になる人は、「これ」しからやらない』上岡正明

ビジネス書。 色々文句を言うなら読まなきゃいいのに、っていうのがハウツー系ですよね。でも、どうです?一億ですよ、一億! 宝くじではなくて毎年一億円。しかもアラフィフになってまだ読んでんの?みたいな話ですが、やっぱお金、ほしいです(少なくとも…

リベラルアーツは新たな実学か?ただし条件付? |『自由になるための技術 リベラルアーツ』山口周

連休ですね。私の居所も、ラマダンが終わり、何のかのと祝日が続いておりましたが、そろそろ来週から通常営業になる模様です。 って気づいたらもう今年も4か月終了しているって、皆さんご存じでした?一年の1/3ですよ! 年初に立てた目標を見返し、ため息を…

財務分析、業績予想、個人のキャッシュフロー表を作る方にはおすすめ |『外資系金融のExcel作成術』慎泰俊

年金の少ない貧しかろう老後を見据えて、会社という看板に頼らない生業(なりわい)を探す・探る、というのが今年のテーマです。まあ副業ですが。 今年も四か月が過ぎようとしていますが、その間、オンライン塾講師の登録をしたり(紹介制なのですが、まった…

自分の「好き・得意」を中心に自己分析。ただ、社会の変化は速いぞ |『ライフピボット』黒田悠介

日本では今週に入りぐっと暖かくなってきましたね。近所の川べりの桜の数本は慌てて少し咲き始めました。 海外に居所をもってはや9年目ですが、ことしはそれ以来のお花見が出来そうです。 会社に縛られる時代の終焉。じゃあなにする? 起業や副業・複業。 こ…

内容に目新しさはないも、経験者ゆえの言葉の重みあり |『50代から実る人、枯れる人』松尾一也

みなさんね、まあーこんな本、手に取らないと思うんですよ。 50代?いやあ、おっさんだし。遠い将来のことだし。って、そう思うでしょ? あっという間にやってきまから!!! ・・・ここから先の将来の仕事・お金に不安なアラフィフの私。何とか先人の知恵を…

フリーランスさんの、ほのぼのエッセイ |『フリーランスの生活をぶっちゃけてみました。』大塚さやか

この手の本を手に取るときは、エッセイなのか、はたまたハウツー系なのか、ちょっと思案します。私が求めるのはハウツー系。会社に依存しない生き方が展開できないかと検討しているからです。 フリーランスのぶっちゃけ話 で、本作はどっちかというと、エッ…

コロナを経て現実味が増すノマド的生き方 |『ノマドライフ』本田直之

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、最近、(今いるところとは違う)海外で、雇われないで生きていけないかと思案しています。 オンラインで仕事をするとか、はたまた地域密着とか、色々な方法や可能性を考えている最中です。数年がかりの検討にはなると…

瀧本式一段深い読書のススメ |『読書は格闘技』瀧本哲史

余談から始めるのもなんですが、昨夏に続き現在一時帰国しております。娘の高校受験に際して入学手続き等の関係で二カ月ほどは滞日する予定です。 「よくそんなに休めるねー」とは年配の親族の発話ですが、休んでいません。リモートで仕事をしています。 そ…

ロジカルシンキングで考える移住!? |『継続できる海外移住』五十嵐唯、宮下なみ子

移住って言葉は私にとってはかなり魅力的。 日本を離れて、誰も知らない国で暮らしてみたいなあって思います。というか、しちゃいましたが。ただもう9年も同じ土地に住むと少し飽きが来るのも確か。 気力があるうちにもう一か国行けるか?最近同じことを繰り…

副業の手始めに。視野の広がる本 |『小商いのはじめかた』監修:伊藤洋志 編:風来堂

近年、企業でも副業を許すっていう報道があると思うんです。終身雇用や年功序列が崩れ、ラインの管理職になれない年配者がどこの会社にもわんさかいるんじゃないかと想像します。そういう給料が上がらない人は自分で知恵を絞って稼いでね、という社会からの…

実践的PDCA本。徹底したロジカルシンキングでPを明確化する |『鬼速PDCA』冨田和成

一年の計は元旦にあり、と申します。私もこれまで、正月休みを利用して、今年はこれをやるぞ、あれをやりたいなどと散々決意を固めたりしてきました。 だけれども、残念ながら、そうした目標が大概うまくいかず、時に忘れ、時に三日坊主程度、良くて数カ月し…

ビジネス文章のバイブルたりえる名著かと |『考える技術・書く技術』バーバラ・ミント 監修:グロービス・マネジメント・インスティテュート 訳:山﨑康司

思いを伝えることは難しい。 大学では文学部ではありましたが、レポートでの文章の構成等はめちゃくちゃだったし教わった覚えすらありません。世に出ても、上司に報告するとき、喋りつつ「俺はいま一体なにを喋っているんだ?」と感じつつ報告することも一度…

理想図は美しいも導入は相当厳しい |『キャプランとノートンの戦略バランスト・スコアカード』ロバート・キャプラン、デビッド・P・ノートン 監訳:櫻井通晴

期末期初の悪夢 期末期初になると頭を悩ませることがあります。自分の評定についてであります。 人事課は”SMART(Specific/Measurable/Attainable/Related/Time-bound)に基づいてお願いします”、”会社の施策にあった目標を設定してください”とか言いたい放題…

大人になってからの自発的な勉強こそが勉強 | 『勉強の価値』森博嗣

本作ではないのですが、先日、娘がやっていた国語の問題で森博嗣氏の論説が出てきました。娘の回答は散々でしたが、筆者の作品は読んだ事がなく、氏に興味を持ちました。その結果、氏の小説と本作を購入したものです。 lifewithbooks.hateblo.jp ということ…

精神論ゼロ!理性的で完璧な若者の「確かに」な勉強本 | 『シンプルな勉強法』河野玄斗

アホ高校生の息子のために、今年はこれまで勉強法の本を5,6冊ほど読んできました。テクニック集や体験談、人生論的なものなど、参考になるものは多かったです。 ただ、サラリーマン的な仕事術の観点でいうと、私はこの本が一番だと感じました(こどものため…

無料なのは別著作への導入ゆえ? |『BEST VERSION OF YOURSELF』 JIM KWIK

James Altucherという方のポッドキャストを以前聞いていました。そのゲストで著者が出ており存在を知りました話しぶりはなかなかに面白く、かつアジア系なので印象に残っていました。 そんな著者の名前をAmazonで打ち込んでいたら本作Kindle版でタダ!という…

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