海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年は世界史と英語を勉強します!

健康とコンディショニング

食材の糖質を個別に確認することで見えてくるものがある―『食品別糖質量ハンドブック』著:江部康二

糖質制限ダイエット、皆さん試したことありますか? 私も試してみて効果を得ましたが、極端な反応も多いような気がします。ラーメンの麵残すとか、牛丼のご飯残すとか。極端だからこそニュースになるのだとは思いますが、やりすぎじゃないかなとも感じます。…

自己認知・コンディショニングの一環としてのマインドフルネス―『世界のエリートがやっている最高の休息法』著:久我谷亮

正直言うと、ビジネス書が苦手です。「最高の」とか「ハーバード流」とか、そういう形容詞がついている、まず避けます。私の第一の反応は「うさんくさい」です。 とはいえ、最近、マインドフルネスとかレジリエンスとかよく聞きます。私はヨガが好きなのです…

おすすめしづらいアーユルヴェーダ健康本―『毒を出す食 ためる食』著:蓮村誠

以前スリランカに旅行に行ったとき、あー、アーユルヴェーダやってみたいなぁと思いました。自然というかナチュラルな雰囲気、ヒンドゥとかの宗教・神話・文化的な香りも嫌いでないし、と。ただその時は子どもも小さく放っておくこともできず、アーユルヴェ…

ダイエットの本というより生理学と歴史(人類進化)の本!?カラダを真剣に考える人には超おすすめ―『炭水化物が人類を滅ぼす』著:夏井睦

これまで体形維持には大いに悩んできました。 30代の頃は自称ふとマッチョ・はたから見れば中年デブというナリで、とにかく運動をすること以外は自分をコントロールをすることはできませんでした。40歳頃から食事量を減らすことで7-8kg程度のダイエットに成…

コロナ禍の今、全てを信ぜずとも一読の価値あり―『ワクチン不要論』著:内海聡

読了後、その晩眠れなくまりました。 この春より親元を離れ、祖父母と同居する息子のことが気になったからです。小学校3年から中学卒業まで海外に居た息子は、その間ワクチンは全く接種しませんでした。高校入学にあたり、学校側からのお便りでこれを受けて…

がん患者が自己決定権を失わないための啓蒙書―『抗がん剤だけはやめなさい』著:近藤誠

プライベートな話ですみません。祖母は乳がん、祖父は皮膚がんの末に亡くなりました。母も乳がんを経験し、父は胃がんで胃の2/3を切除。自分は左の耳下腺(耳の下に位置する唾を出す器官)に腫瘤ができて耳下腺ごと切除しました(30歳ちょいすぎで)。 国立…

糖質制限の良さを明快に説明。読み返してより理解したいコンディショニング名著―『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』著:宗田哲男

概要 産婦人科医宗田哲男氏による著作。糖質制限を推奨し、ケトン体エンジンを活用することを主張。自身の糖尿病の経験、妊娠糖尿病への対応、また学会との摩擦等、これらを背景に本書を上梓してことにより説得力のある仕上がりとなっている。 感想 衝撃を受…

太る仕組みを易しく教えてくれる(健康エッセイ風)―『人はなぜ太るのか 肥満を科学する』著:岡田正彦

活動制限令が続き、外出できずに、家のものをポリポリ食べているうちに少し体重が増えてきました。30代初頭で何度か入院をして以来、健康には気を付けていたつもりですが、人間ですので気も緩みます。 そういう時には本を読んで反省することにしています。こ…

コレステロールだけではない。自分の体は自分で守ろう―『日本人はコレステロールで長生きする』著:田中裕幸

かつて内海聡氏の著作で参考文献として挙げられており、興味が湧き、本書を買い求めるにいたりました。 lifewithbooks.hateblo.jp lifewithbooks.hateblo.jp 内海氏は医師でありながら、いわゆる「陰謀論」的な書きぶりが目立つ作家ですが、言っていることは…

概要は理解できるも実践と実感は難しいか―『スタンフォード式 疲れない体』著:山田知生

概要 米スタンフォード大スポーツ医局でアソシエイトディレクターとしてアスリートのサポートを10年以上に渡り行ってきた山田知生氏によるコンディショニング本。疲れからの回復法や疲れづらい体づくりを提唱している。 感想 無事これ名馬なり。30歳前後で立…

真面目です!大便から考えるコンディショニング―『大便通』著:辨野義己

本の概要 理化学研究所所属の辨野氏による便と大腸についての入門書。便に関する知識、自らのうんこ相手の研究談、そしてオヤジギャグを取り混ぜ、腸の仕組み・腸にまつわる病気の原因と対策・腸内細菌研究とテイラーメイド医療への可能性等について幅広く論…

脳は鍛えられる!(内容は総花的)―『脳を最適化するブレインフィットネス完全ガイド』著:アルバロ・フェルナンデス+エルコノン・ゴールドバーグ+パスカル・マイケロン

脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド 作者:アルバロ・フェルナンデス,エルコノン・ゴールドバーグ,パスカル・マイケロン 発売日: 2015/10/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本の概要 米国の脳科学リサーチ会社関係者とニューヨーク大学の脳医…

嗜好は崩しがたいが一読の価値あり-『なぜ「牛乳」は体に悪いのか』著:フランク・オスキー

なぜ「牛乳」は体に悪いのか ―医学界の権威が明かす、牛乳の健康被害 (プレミア健康選書) 作者:フランク・オスキー 発売日: 2010/08/06 メディア: 単行本 一牛乳信者です。読後は、やはりそうなのかなあという複雑な心境です。憧れていた人にダークな裏があ…

実は「生き方」を問う本-『医学不要論』著:内海聡

医学不要論 (廣済堂新書) 作者:内海 聡 発売日: 2018/03/28 メディア: 新書 医療がビジネス化し、人を治療するよりも寧ろ人に病気を与えている。投薬もワクチンも、輸血も、手術も、実は大きな利権と絡んでおりしかも効果は大きくない。身の回りの製品や生活…

ダイエット本としては威力高い。コンディショニング本としてはやや疑問-『空腹をチャンスに変えるナグモ式食べ方革命』著:南雲吉則

「空腹」をチャンスに変える! 南雲式食べ方革命 (1日1快食で20歳若返る!) 作者:南雲 吉則 発売日: 2012/09/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) この本はダイエット本としては威力は相当高いというのが実感です。痩せます。 しかしながら、社会人が体調管理…

眠気のない体でダルさとサヨナラ+能率爆上げ!-『睡眠と覚醒 最強の習慣』著:三島和夫

かつてないほど頭が冴える! 睡眠と覚醒 最強の習慣 作者:三島 和夫 発売日: 2018/09/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 健康系の本を読むと、大概、食事・運動・睡眠が重要だ、と書いてあるのをよく見ます。でも睡眠に関する本は意外と少なく、私もこれま…

うつだけではなく、コンディショニングにも!-『脳から「うつ」が消える食事』著:溝口徹

脳から「うつ」が消える食事 (青春新書INTELLIGENCE) 作者:溝口徹 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2010/07/02 メディア: 新書 非常に興味深く読めました。 著者は栄養学的アプローチを唱道する医師。私はかつて同氏による『「疲れ」がとれないのは糖質…

ありきたりの内容-『甘い物は脳に悪い』著:笠井奈津子

甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書) 作者:笠井 奈津子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/09/30 メディア: 新書 読了後、というより読んでいる途中から、この本の感想はどう書くべきか迷っていました。 Amazonの他のレビュアーの方がおっしゃる通り、内容は…

万能処方箋としてのエクササイズ-『脳を鍛えるには運動しかない』著:ジョン・レイティ

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 作者:ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2009/03/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 知人に教えてもらってから三度ほど読みましたが、これは…

サーチュイン遺伝子について学ぼう-『老けない人は腹七分め』著:古家大祐

老けない人は腹七分め 若返り遺伝子が活性化する食べ方 作者:古家 大祐 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2012/02/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) 若々しくありたい。 午後の昼下がり、テレビショッピングで宣伝しているサプリの話ではないで…

希望の書か絶望の書か?-『医者とおかんの「社会毒」研究』著:内海聡

医者とおかんの「社会毒」研究 作者:内海聡 出版社/メーカー: 三五館 発売日: 2013/10/23 メディア: 単行本 読後にあらゆる食べ物、商品に過剰反応してしまう 筆者のことはユータス・マリンスの医療殺戮という本で知りました。医学界や製薬業界を批判する本…

血糖値スパイクを学ぶための入門書-『脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖』著:麻生れいみ

脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖 人生が変わる一週間断糖プログラム (講談社+α新書) 作者:麻生 れいみ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/21 メディア: 新書 炭水化物ダイエットという単語は、ダイエットをしていない人でも耳にする…

私の好きな方向性、だけど論拠がいまいち。。。『3日食べなきゃ、7割治る!』著:船瀬俊介

新装版 3日食べなきゃ、7割治る! 作者:船瀬 俊介 出版社/メーカー: ビジネス社 発売日: 2018/01/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) うーむ、もったいないなあと思いました。 世の中には本当に多くの健康本が溢れかえっています。ダイエット本から始まり…

そもそも疲れって何?を教えてくれるー『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった』著:溝口徹

「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった (青春新書インテリジェンス) 作者:溝口 徹 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2014/09/02 メディア: 新書 糖質に気をつけろ!でもそれだけじゃない! 疲れって確かに不思議です。食べても余計に疲れることもある…

明快すぎる二分法にやや違和感~『疲れやすい人の食事 いつも元気な人の食事』著:柴崎真木

疲れやすい人の食事 いつも元気な人の食事 作者:柴崎真木 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 発売日: 2016/10/01 メディア: Kindle版 初めてさんにはいいかもしれないけど・・・ スポーツ栄養指導者による、生活改善を説く本。…

人類の進化が現代食に追いつかない!?~『「いつものパン」があなたを殺す みんな大好き!パン、パスタ、シリアル・・・の真実』著:デイビッド・パールマター、クリスティン・ロバーグ(訳:白澤卓二)

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本) 作者:デイビッド パールマター,クリスティン ロバーグ 出版社/メーカー: 三笠書房 発売日: 2015/01/16 メディア: ハードカバー なぜ炭水化物が良くないのか、それは人類進化の過程では…

こわっ、もしあなたの目の治療が間違っていたら?ー『やってはいはいけない目の治療』著:深作秀春 

やってはいけない目の治療 スーパードクターが教える“ほんとうは怖い”目のはなし 作者:深作 秀春 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/09/24 メディア: 単行本 目は大事です。 寝っ転がって本を読んだり、暗いところでケータイをいじって親や家族に怒ら…

コンディショニング初心者向けー『世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術』著:石川三知

スポーツ栄養指導者による、一般の人向けにピークの作り方を説く本。「動いて・食べて・寝る」というアクティビティのうち、食べることをメインにフォーカスしている。私がこの本でよいなと思ったことは二つある。一つは、必ずしも自分の思い通りに時間がコ…

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