海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

超入門でも完全に理解できず・・・ | 『はじめよう!統計学超入門』著:松原望

高校で数学をあきらめた経験が尾を引いています。

金融業界で仕事をしていますと、証券分析や財務モデル・リスク分析等で数式も出てきますし、本棚に20年くらい積読してある(その間3度はトライし挫折した)アマルティア・センの本などにも数式が。あれを読み飛ばすうちに結局内容が分からなくなるのだ。

…ある程度の数式は理解したいという渇望が、こうした本への購買へ至らせました。


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で、結論ですが、途中からやはりよくわからなくなりました。

語り口はとても優しい。三人の登場人物が会話をしながら進めるという形は、ややもすると中学生くらいへの導入本のようにも見えます。それくらいに丁寧です。

内容は、クロスセクション、相関、回帰分析、検定、分散分析等を扱っています。で、私は検定の途中、正確にはt検定からイマイチ分からなくなり始めました…。

まあ普通の高校生が何か月かかけて理解するものをものの数日で理解しようってのが虫の良い話です。ただ、個人的には手を動かしてワークみたいなのをやらないと頭に入らないように感じました。はあ、体で覚えるという昔の人間の性であります。

 

おわりに

一回目でいまいちな理解度でしたが、あきらめません。時間をおいてしつこく再チャレンジしたいと思います。

 

評価 ☆☆☆

2022/03/31

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