皆さん、こんにちは。
最近経費について考えています。
私の役目は拠点全体の経費予算の交渉と地域統括と行い、一旦決まったら粛々とモニタリングすること。
ちなみに総務は経費の支払いにつき、各購入部署が承認済みメモを回覧し、これを証左にして支払う。
で、とある駐在君が「細かい経費の積み上がりをどうやって管理するんですか?全件うちで確認し支払うようにしたいです」とおっしゃる。まあたまにうちの部署をすり抜けてマネジメントに承認を貰い勝手に支払いが起こってることがあります。
ということでAccessを勉強しつつ、年度末までに経費承認フォームみたいなのを作る意気込みです。
でそういう意識のもとに購入したのが本作。ただ、大分違う方向でありましたが。
はじめに
公認会計士で、複数社にて予算管理業務をされた梅澤氏の著作。
内容は、営業・フロントのまとめ役(管理職、課長程度)がどのように予算管理業務をこなすのか、をやさしく教える書籍。
うーん、違った!
済みません。
私は経費管理の建付けの標準みたいのが述べられていたら読みたいなあ、と思い購入しました。
で、本作はどちらかというと収益管理、それも営業側のリーダ(しかも新任!)がやれ収益見込みを出せとか、やれ年度末まで見込みを出せとか、そういう細々としたリクエストに対応するコツを教える本。
とりわけ、こうした情報を取りまとめる経理や経営企画の立場・視点を述べている点は良いかなあと思いました。
なお、経理、経営企画、予算とりまとめ部署の方々が読むと「何を今更いっとんじゃ?」みたいな話になりかねません。
飽くまで新任営業リーダーのための予算管理入門と心得て頂きたく存じます。
おわりに
ということで営業側の予算管理入門でした。
因みに、KPIを自分で決めるというのはちょっと斬新でした(うちの場合本部方針→地域で勘案し各部店に押し付け)。
繰り返しになりますが、ミドル・バックの予算管理部門の方には既知のことが多くあるかと思います。そういう部門の方には初歩過ぎておすすめ出来ないと思いました。
評価 ☆☆☆
2024/09/29