皆さん、こんにちは。
セカンドライフの人生設計と並行して効率化についての類書を読んでいます。
しかし、どうやらこの両者は実は同じ方向を目指しているのではないか、ということを最近感じ始めています。
人生設計という点では、残り僅かになりつつある時間をどう生きるか、という話。要は取捨選択。
同じように効率化や生産性についても、本作含め、完璧主義を排し、大切なものをに集中する、という話。結局これも取捨選択の話なのです。
もちろん会社勤めでは、取捨選択を100%自分の思い通りにはできません。でもそれは人生も一緒。結局は自分がどうしたいか、という再帰的問いに帰着する気がしてきました。
ということで今回の作品も、お邪魔しているブログでレビューされていたことから読んでみたものです。
概要(Gemini作)
モートン・ハンセンの『効率を超える力』(楠木建監修)は、「働き方改革」で叫ばれる単なる効率化では真の成果は出ないと指摘。著者自身の経験と5000人への調査に基づき、トップパフォーマーが実践する「賢く働く7つの習慣」を提示します。これは、仕事の「絶対量」を減らし、厳選した重要事項に徹底的に注力することで、圧倒的な成果を生み出すというアプローチです。効率だけでなく「創造性」と「規律」の融合が、現代のビジネスパーソンに求められる新たな働き方を示唆しています。
自分のカバレッジで選択と集中
Geminiがイイ感じにまとめてくれましたが、わたくし的に更に端折ると、やることを減らす、ということです。
日本ではとかく断ることは罪悪みたいな印象もありますが、周辺業務はばっさばっさ断り、自分の中心業務に注力しよう、というもの(第一章)。要は、効率化をどんどんするめても更に仕事が降ってくると。
そうではなくて、より多くのタスクをこなせるかではなくて、より大切なタスクに従事しましょうということ。
面白みを見つけ、社会的意義を見出す
もう一つの柱は、目的と情熱というもの(第四章)
統計から、両者を兼ね備えている人は良く仕事ができる人なのだと。
感覚的には分かります。
情熱は、ある意味でやりがいみたいなもの。まあくだらない仕事の中にも面白みを見出す、みたいな話。
これは私も経験あります。窓際の繰り返し仕事ですが、それらを人力でやることからマクロで自動化、さらにはPower BIで洗練化をもくろんでいます。面白みを感じることで学習も進み、なんというか勢いがついてきました。
皆さん、そうした「やる気スイッチ」的なものを探しましょう、というもの。
更に目的。これは、社会的意義、と言い換えられると思います。
こうした目的意識がある人、業務に社会的意義を感じるひとはパフォーマンスが良いと。これもまあ感覚的には分かりますね。
面白いのは、別に医療業界に限らず、こうした目的意識(社会的使命?)をもって仕事に取り組んでいる人はどの業界にも10-30%程度居るそう。つまり、心の持ちようだと言うようです。誰かの役に立っているというのが分かると、勢いがつくのでしょうね。
私はこの点は余り感じません。ただ、管理職や役職者は部下に対して、その業務がどのように役に立っているかを謝意と共に述べる、等することでエンゲージメントを高められるのだなあ、と感じました。同時に生産性も上がるのかもしれません。
おわりに
ということで、生産性・効率に関する啓発本でした。
全般的にはうなずける内容。わが身を振り返れば相応にできているとも思いました。
一部感じたのは、本作は大学の先生が統計上作り出した『できるビジネスパーソンの特徴』のイデア、みたいな話かなあと。
そのエッセンスを見るといちいちごもっともで、それだけ見て「なるほど、俺も真似してみよう」という人も居れば、その高みへの具体例を数多く読む過程で「この人の体験わかるわー。私と一緒」と、共感や同調から同じ道を辿ろうという人もいるでしょう。
私は後者のタイプであり、その点で本作にやや物足りなさを感じました。
それでもなお、本作の価値は高いと感じます。とりわけ自身の業務が忙しすぎる人と感じている人には読んでもらいたいなあ、と感じた次第です。
評価 ☆☆☆
2025/06/04

