海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年もセカンドライフ等について思索したく。

エジプト版「走れメロス」? | 『ファラオの密室』白川尚史

皆さん、こんにちは。

エジプトは、私の想像をかなり超える国でした。ホコリっぽい空気、ボロボロの車、激しい交通渋滞、散乱するゴミ等。
私の居所、東南アジアの片隅はまだまだマシで、日本なんかパラダイスだと感じてしまいます。
 
価値観は色々ですが、日本に慣れると多分エジプトはきついのだと思います。英語も通じたり通じなかったりだし。
 
ということで本題に参ります。
 

はじめに

ざっくり言うと、表題通りですが、エジプトの友情物語、じゃないかなとおもいます。
 

あらすじ(裏表紙から)

紀元前14世紀、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため、冥界へ行く審判を受けることが出来ない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、機嫌は三日。なぜ心臓が欠けたのかーー。セティは氏の真相を探るうち、密室状態のみらみっどから先王のミイラが消失するという大事件に直面する。タイムリミットが迫るなか、セティはミイラ消失次元の謎を解き明かせるか!?
 

プラス古代エジプトの知識で、面白さ倍増

第22回「このミステリーがすごい大賞」とのこと。
 
もちろんそのまま読んでも面白いのだと思いますが、古代エジプトの習慣・風俗・神話・歴史等が分かると面白さはかなり深く理解できると思います。
 
私も『古代エジプトうんちく図鑑』を途中まで読んでいたため、本作内容を充分に楽しめたと思います。
 
ミイラ作成時に内蔵をツボに取り出すとか、その中でも心臓は別扱いとか、太陽神と遷都とか、そういう話。
 
エジプトに行く人は上記を半分位まで読んだ上で本書を読むと絶対楽しめると思います。
 
もちろん、古代エジプトの知識がなくとも、友情・殺人・陰謀・ミステリーなどの要素を十分に堪能できることと思います。
 

おわりに

ということで白川氏のデビュー作でした。
 
ライトな読み口ですが歴史が好きな人には楽しめる作品かと思います。
 
評価 ☆☆☆
2026/02/02
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