海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

英語力も米国文化も理解が中途半端だと消化不良になるよ |『DILBERT AND THE WAY OF THE WEASEL』SCOTT ADAMS

皆様こんにちは。

今週は仕事が忙しかった・・・。というか、少し仕事の仕方を変えてみました。

同じ業務を8年もやると、「型」が定まります。で、普段その定型枠に沿って仕事をするのですが、たまに「はて、これは本当にいいのかな」「いったいこれはどうなっているのか」などと、これまで自分が作ってきた手順や内容に疑問がわいてくることがあります。どうしてか今回はその疑問を受け止めてしまいました笑 普段はスルーするのですが。

私の仕事は、拠点では私しか従事者がいないので、他に相談できる人がいません。なので、シドニーバンコクなど、アジアパシフィックの拠点の方々にお時間頂いてヒアリングしたりして事の状況を確認していたら、普段やる仕事に遅れが生じてしまいました。

シドニーバンコクも、私が悩むところで同様に悩んでいることは分かったものの、正解が分からない泣 東京の本部もシンガポールの地域本部も「現場」じゃないから、ハンズオンの仕事の悩みに対応できないそう・・・。次はベトナムの拠点の方にでも聞いてみるかなあ。

 


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外国語でお笑いは難しい・・・

いやあ、これは正直、だめだった。

だめだったというか、入り込めなかった。理解度も低かったかなと感じています。

 

ユーモアやお笑いってのは、文化的には理解するのが最も難しいテクストのひとつだと思います。

言葉が、字義通り以上の意味を持ったりするから面白いのだと思うのです。で、そうしたいわゆる「行間」的な面白さを汲むには、単語力のみならず、文化的背景等にも精通する必要があろうかと感じた次第です。

まあ、どっちも足りていないということなのですが。

 

概要ですが

本作は米国では有名なマンガ家の方の書いた、お笑い自己啓発本のような本だと思います。

「ズルして楽に生きようぜ」ってなノリ。

 

多分、米国でお仕事をされている方だと、あるある的な状況が多いのかもしれませんが、普通の日本人だと「は?」みたいな感じかもしれません。本作でもcubicleでの仕事(自分のブースで仕事をする)ってのがダルい仕事の典型、みたいな雰囲気があるんですが、こういうのもどうもピント来ないんですね。

 

でもこれからは自席というものすらなくなる時代ですから、こうした内容も陳腐化してしまうかもしれませんね。うちでも部署ごとにぼんやり座る位置は決まっていますが、空いていればほぼどこ座ってもいい感じだし。

 

使うと親に怒られそうな単語がいっぱい!?

因みに英単語に関しては、汚めな単語は結構集められました笑

ignoramus(n)無知な奴, quibble(n)言い逃れ・屁理屈, dupe(n)カモ・アホ, slick(adj)口先だけの, crap on(ph)ひどい扱いをする・ウ〇チを投げる, weasel(n)コソコソする人、等々です。

こういうのがすらすら言えるとソレっぽい英語話者になれるんですがね笑 練習する機会がなかなかねえ。

 

おわりに

ということで英語のユーモア本でした。

米国在住経験が長かったり米国文化への造詣が深い方にはお勧めできると思います。

次回はおとなしく物語でも読もうと思います。

 

評価     ☆☆☆

2023/06/10

 

 

以前読んだユーモア系の本。やっぱり消化不良感があったものです。

lifewithbooks.hateblo.jp

 

 

 

貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

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