先日、とある海外のビーチリゾートに行ってきました。
ぱっと見では美しい浜辺ですが、波に洗われながら歩くと、気になるのは散乱したゴミ。
海辺ではペットボトルなどのプラスチック類はかねてから見かけていました。ただ今回は、不織布のマスクが散見されました。アフターコロナですからね。
家内は速攻で憤慨し、こういうのは親の教育がうんたらかんたら、って言いだしました。までも、人がいればごみは出ますよね。ポイ捨てばかりでもなく、意図せず風で飛ばされることだってあります。
プラゴミを出さないようにするのはもとより、ごくごく私的にごみ拾いなぞしたいなあと思った次第です。まあ大体家内に反対されるんですがね・・・。危ないとか汚いとか。でも宛てのない文句を言うより余程生産性があると個人的には思うのですがねぇ(と面と向かっては言えず)。
ひとこと
西さんの描く恋愛もの。悲恋。以上!
西加奈子さんが描く悲恋
私は西さんの作り出す、関西弁ワールドがかなり好物で、ヤレ筋がいまいちだとか文句をつけながらも、なんだかんだ手に取って読んでいます。
で、今回は恋愛ものです。
もちろん、主人公は関西人で関西弁。そこはいつも通りでぶれません!ちなみに画家さんが主人公。
相手がいる人を好きになる、で、相手は振り向いてくれ、好意も寄せてくれているけど、それでも相手を自分が独占することはできない。可能性はないってわかっているけど、ずっぽり好きになってしまった。っていうそういう話。
50も近いおじさんからすると、もう完全に別世界ですよね。
恋愛に憧れる時期もありましたが、相手を選べるようなたまでもなかったですし、他人にビビビとなることなんかはなかったですから。そういう意味では、主人公のように、恋に落ちてしまうのは分かっていた、ただ、認めようとしなかった的な自省は、私にとってはドラマの世界です。そういう世界もあるんだなあ、と。
そういう意味では恋愛小説というのは少し人を選ぶのかもしませんね。少なくとも私は恋愛小説の神様には今回見放された?かもしれません笑
おわりに
ということで西さんの恋愛小説でした。
道ならぬ恋の最中の方?、相手が既にいる方を好きになったことがある方、恋に恋する方などにはお勧めできるかもしれません。
評価 ☆☆☆
2023/06/26