海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年は会計と英語を勉強します!

金融・経済

バブル崩壊と銀行再編の歴史を当事者の証言を交えて再構築する―『ドキュメント銀行 金融再編の20年史 1995-2015』著:前田裕之

本の概要 日本経済新聞社編集委員の前田氏による、金融業界再編の20年史をまとめた力作。報道で伝えられた事実にとどまらず、当時の銀行トップの考え・思い、監督省庁の方針や狙い、さらに当時の時代背景や政治家の意向にまで言及。まとまりや咀嚼具合が絶妙…

法の限界をえぐりだす金融小説!読み物としてはやや冗長か!?―『永遠の旅行者』著:橘玲

本の概要 前作「マネーロンダリング」に続き、今回もお金や法律の抜け穴を駆使する主人公(元弁護士:恭一)が、心を病む美少女(まゆ)を救うというパタン。今回のテーマは、いかにして税金を納めないで生きるかというもの。そんな、税金を納めないで国を転…

議論がややナイーブか。あるべき未来像はなかなか見えてこない―『資本主義はなぜ自壊したのか』著:中谷巌

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言 (集英社文庫) 作者:中谷 巌 発売日: 2011/01/20 メディア: 文庫 本の概要 世界で進むグローバル資本主義・新自由主義への流れに対し警鐘を鳴らし、その原因や背景について分析。また、今後の日本の在り方に…

教科書にはゼッタイ載らない経済知識―『マネーロンダリング』著:橘玲

マネーロンダリング (幻冬舎文庫) 作者:橘 玲 発売日: 2003/04/15 メディア: 文庫 本の概要 香港と日本を舞台にした金融経済小説。法律の限界やルール・抜け道を熟知した“秋生”が、かつて手を貸した謎の美女の麗子を追う。ヤクザと女と金と法律が入り乱れる…

自由主義の不完全さを受容し、よりよい社会の構築を目指す-『不道徳な見えざる手』著:ジョージ・A・アカロフ、ロバート・J・シラー

不道徳な見えざる手 作者:アカロフ,ジョージ・A.,シラー,ロバート・J. 発売日: 2017/05/12 メディア: 単行本 帯の『ノーベル賞受賞者による衝撃作!』に大分釣られました笑。 私はそこまでの衝撃は感じませんでしたが笑、非常に”大人な”、バランスの取れた経…

これからの国の在り方を問うたたき台に-『資本主義以降の世界 日本は「文明の転換」を主導できるのか』著:中谷巌

資本主義以後の世界―日本は「文明の転換」を主導できるか 作者:中谷 巌 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2012/01/01 メディア: 単行本 大まかには三点、1.欧米主導の資本主義の限界、2.隣国中国との付き合い方とその可能性、3.今後の日本の在り方 著者の…

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