Dork Diaries 12: Tales from a Not-So-Secret Crush Catastrophe (12)
- 作者:Rachel Renée Russell
- 出版社/メーカー: Aladdin
- 発売日: 2017/10/17
- メディア: ハードカバー
海外での子育てでぶち当たる悩み。子供の英語が難しすぎる。。。
『本を読みなさい』子供には散々本を読めと言っています。子供もしぶしぶながら従っている部分はあります。でも子供の本って読んだことありますか?あるいは最近読んでいますか?
うちの娘は日本語は拙いのですが、英語は家で一番できます。懸命に日本語の本も読ませているのですが、本人は英語の本を好んで読みます。
本読め攻撃にいつまで従うかは不明ですが、親の発言の説得力を持たせるためにも、今回、娘が小学生の頃に読んでいた本に私がチャレンジしてみました。
さてこの本、面白いです。簡単にいうと、ある中学生女子の片思い(secret crush)と彼女を助ける仲間たち(BFFs ; Best Friends Forever)、そしてこれを邪魔する悪い女の子たちとの、いわゆる学園モノ的な話です。そして最終的に主人公が勝つという水戸黄門的な勧善懲悪も描かれています。
人物像の心理描写など女の子の気持ちの盛り上がり的な描写は、私には大げさに見えましたが、ある意味でリアリスティックなのでしょうね。ほら、奥さんや彼女ってやたらと感情的だなぁって思うことありませんか(失礼しました)? そういうところも丁寧に描かれています。
加えて、単語表現が豊かな点は学ぶべきところがあります。まあ小中学生の女の子ですから日本でも男子よりよほど口喧嘩は強いものですが。
一例をあげますと、giggle(v, くっくと笑う), sashay(v, しゃなりと歩く), dorky(adj, 馬鹿な、間抜けな), hypnotize(v, を魅了する), squeal(v, 金切声をあげる)などなど。英語のレベルはわかりませんが、単語だけなら英検一級レベルとかになってしまうのでは。難しかったなあ。もちろんこういう時、辞書が内臓しているのでKindleは重宝しますね。
内容は面白いし、シリーズものなので気に入ったら続編に進めます。子供の読書習慣をつけるため、あるいは大人(主に女性でしょうが)の英語学習にもいいかなと思いました。ただ、一般の日本人には単語が難しい。ぜひ、Kindleで読んで見てください。単語がすらすらと調べられます。因みに、個人的な趣味でこうした単語はノートに書き溜めているのですが、優に数ページにはなりました。英語能力あがったかしら笑。
2019/11/25
Dork Diaries 12: Tales from a Not-So-Secret Crush Catastrophe (12)