海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

運動というクスリで体も心も整える |『脳を鍛えるには運動しかない』ジョン・J・レイティ、エリック・ヘイガーマン 訳:野中香方子

ちょっとした事件がおきました。

なんと、部下が出来ました。

 

50を目前にし、体も弱ってきて、やる気はもっと弱ってきて、仕事は自分ではなくてマクロ君に大半を任せていたところ、「そろそろオヤジさんの知識を引き継ぐかたも必要かなと」という上司のひとことで決定。

 

性格はかなり真面目で信用できそうな方ですが、金融業界経験なし、会計知識なし、日本語喋れず、統計知識あり、コーディング可、という方を採用。私が現在従事している、金融機関の計数・管理会計業務をお願いすることなりました。

 

とは言え、二日で疲れました。やはり一人で済ませる方が楽ですね。

 

ここから2年ほどは教えることが仕事になりそうです・・・。

教えるって大変です。塾の講師や先生方の偉大さに今さらに気づきました。セカンドライフ日本語教師でもやってみるかとか結構本気で考えていましたが、だめそうです泣

 

もう既に5回程度は読んでいますが、再度読みました。

軽度の脳梗塞ののち、運動をやってよいかどうか、を改めて考えるための参考です。

 

概要

本作は、精神科医による脳と運動の関連を述べる本。

精神疾患に対する運動の効果の科学的証明するというスタンスで研究が始まった模様です。しかし、研究をすすめ事例を拾っていくと、運動はうつや依存症あるいは注意欠陥などの疾患に効くばかりか、ストレス・PMS更年期障害・老化さらには学習にもよいことが分かった、というものです。

 

やっぱり運動は効きそう

6、7年前にスーパーダメリーマンだったころ、メンターとして今も私淑する方から借りた本作(ちなみにその後買いました)。当時はストレスをはねのけ、脳を活性化して、少しでも効率を上げて素早く仕事を終わらせたいという事で読んでいました。

 

現在は、よりコンディショニングの観点で運動をとらえます。

運動によって心身ともに安定した状態を保ちたい。ただ問題は私の頭の左右のカリフラワー。過日、脳ドックでとったMRI/MRAで血管のどん詰まりを見せられました。医師の意見は色々で、2人の医師から正反対の意見も頂きましたが、最後にかかった医師は「激しすぎなければある程度はやってもよい」とのこと。私もそれにbetしています。他方、ちょっと頑張り過ぎてランニングしたとき、帰宅してから右手に力が入らなくなったことがありました。そのことを医師に言うと、「その程度のランニングでも再発する可能性があるということですから、気を付けてください」と。

 

・・・なんてことを書くと、随分向こう見ずなことをしているように感じられるかたは多いかもしれません。ただ、体のことは誰にも分からんのです。

個人的にはやはり運動教です。健全な食事、睡眠、そして適度な運動が何やら「効く」気がします。しらんけど。

 

座して死を待つ!?よりもネズミのようにチョコマカと(適度にですが)動き回り、パッと見健康なまま、ぽっくり逝きたいものです。ぽっくり逝かないリスクが高いから難しいのですが。

 

おわりに

ということで、運動によるコンディショニングをすすめる作品でした。

老若男女問わず、多くの方に読んで欲しい本。特にあまり運動とかの習慣のない方。きっと運動に対する考えが変わるのではないか、と思います。

 

評価 ☆☆☆☆☆

2023/08/17

海外オヤジの読書ノート - にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村