海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

「ギャング」のアクション、今度は誘拐!? |『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎

皆さんこんにちは。

月曜日に手術をして頭蓋骨をこじ開けてバイパス手術をして、火曜日に覚醒しました。まだだるいのですが、ゆっくり元気になって、もう少し学費を稼ぐために頑張りたいと思います。

 

はじめに

伊坂氏の初期作品。「陽気なギャングが地球を回す」の続編。

 

もう、これしか言えない

相変わらず、面白い!

もうこういう作品には説明は不要。絶妙で洒脱な会話とユニークなキャラが縦横無尽に動き回る。

 

あらすじ

人間嘘発見器の成瀬、大言壮語の演説家の響野、掏摸の天才久遠、体内時計をもつ雪子。4人の「ギャング」

今度は成瀬(市役所の公務員)の部下の大久保の彼女が焦点に。彼女の父親はやり手のドラッグストアチェーンのワンマン社長。彼女と結婚するにはどうするべきかと思案して成瀬に相談していた矢先に彼女が誘拐された。じつはその誘拐犯(彼女の父親に薬屋を潰された)もへっぽこ誘拐犯で誘拐された彼女も彼らに同情する始末。

そして成瀬率いる4人組がこの誘拐事件に介入する。つまり今回は強盗というより誘拐。

 

気づいたこと

「巨人の肩の上に乗った小人は、巨人より遠くが見える」という文言(P.25)が出てきました。これは読書猿氏の作品「独学大全」に書いてあったのを思い出しました。前人の積み上げを吸収し更に先に行こう、みたいな勉強法の話でした。もちろん、ここではそんな高尚な話ではないですが笑

 

あと、雪子が派遣で働く会社の女性隣の同僚に、パソコンのロックを開けた途端「あ、課長が読んでましたよ」と離席させるというテク。これは昨今ソーシャルエンジニアリングと呼ばれる情報搾取の方法の一つ。名前は異なれど人を騙す方法は昔からあるのだなあと。

 

おわりに

ということで伊坂氏の初期作品「陽気なギャングが地球を回す」の続編。

映画化もされたんですよね。本だけでも十分面白いけど映画も見てみたいですねえ。

 

評価 ☆☆☆☆

2024/04/07

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