皆さん、こんにちは。
経費の管理で色々と悩んでいます。
会計データは勘定別に出力するため明細がない。支払管理システムはキャッシュベースなので必ずしも会計データと平仄が合わない(会計上前年度計上にしたものを今期に支払うとか)。
で、私は経費の予算交渉、予算に対しての実績管理等しているのですが上記のうち前者の会計数字を後者のような明細で欲しいというのが今の気持ちです。
どうしたものか色々と夫々のシステムの仕様を調べているのですが、二つのデータベースのEUC環境がどうにもよろしくなく、またT大出身の駐在君がもっと細かい経費承認を実現したい、と言い出しまして。。。似たようなものを二重管理・三重管理となる可能性もあるのですが、彼の希望に沿えないか今更ながらにAccessの入門本をひもといたのでした。
他DBからAccessへデータを取り込んだり操作をして、予算と使用の積み上げ管理ができないかと(そこまで細かくやっても不毛なのですが)、考えています。
はじめに
Microsoft Office製品についての解説書である、いわゆる「できる」シリーズ。
本作はAccessの解説書ですが、Accessno解説本といっても数種類あるようです。その中で本作は「基本編+活用編」ということでベーシックなもの。
なかなか良かった
マスターデータ、トランザクションデータ、RDBの考え、クエリの作成、フォームの作成、レポートの作成、そしてこれらを束ねるフォームの作成、データのインポート・エクスポート等、一通りの情報を網羅していると思いました。
本作では架空の販売管理システムを題材にAccessの習得を目指すのですが、地道にサンプルをDLして、大体一か月くらいかけてすべてなめてみました。
なんだか出来そうな気がします。操作や手順を体に覚えこませるのには、良かったと思います。
欲しかったもの
因みに私は、ユーザーの権限を分ける(入力者が使用するフォームと、承認者が使用するフォームを分ける、承認者が承認すると一部カラムがアップデートされるなど)という事や、入力時にメールが飛ぶような形にできないか考えていました。
流石に基礎編ではそういう細かいところまでは掲載されていませんでした。
まあそういうのは上級の著作で勉強しろ、という話でしょうね。
おわりに
ということでAccess本でした。
初歩からかなり丁寧に解説されている作品だと感じました。
私は一応初級シスアド(ITパスポート)とか基本情報とか取りましたし(大学生の息子が生まれる前ですが)、業務上マクロも日常的に書いているのでまあ内容に違和感ありませんでした。ズブの素人だとにはちょっとハードルは高いかもしれません。
まったく経験ない人が読んだら結構難しいかも、と感じました。
評価 ☆☆☆
2024/10/28