海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年はセカンドライフとキリスト教について考えたく!

賛歌よりもその詠唱の方法が気になる | 旧約聖書 詩編 『聖書 新共同訳』

皆さんこんにちは。

最近ビデオをとっています。誰を?というか、自分のです。

どんだけ自分が好きなんだよ?ってお思いかもしれませんが、単純に英語のスピーチの練習です。

日本を出て10年、スピーチクラブに入って8年くらい、その間何十とスピーチをこなし、多少は日本語英語のアクセントも取れたかな、speech crutch(アーとかエーとか)も大分減ったかなと。

でもこうしてビデオをとると全然だめですね。クセのある喋り方をしています。恥ずかしい。

曲がりなりにも英語を使って仕事をしています。せめてシンプルで明瞭な(発音も言葉遣いも)喋りを日英両方でしたいと思います。

 

 

はじめに

詩編はその名の通り、全てが賛歌・讃美歌で構成されています。

全部で150の讃美歌が収録されています。

 

感想

まあ、言ってしまえば違和感、でしょうか。

神を賛美する一方で、神への嘆きみたいな詩もあります(「神よ、なぜ救ってくださらないのですか!」みたいな)。そういう嘆きは、宗教心の薄い私からすると「んなら信じるなよ」みたいな突込みを想起させます。余計なお世話ですが。

まあでも、ほとんどが、神は凄い、ヤバイ、ステキという熱烈な詩です。

 

多くの詩がダビデの捧げた詩のようですが、コラの子の詩、アサフの詩とか、他の方が作られたものもあるようです。

 

またその演奏?唱和の方法なのか、指揮者によって、とか、ムトラベンにあわせて、とか、「ゆり」にあわせて、とか、マスキール、とか、実は色々なリズム?歌い方?があるようであります。

 

加えて、結構な数の賛歌で途中にト書きのように「セラ」とありました。

これも不思議なんですが、なんか「せいや!」みたいな掛け声、ではないのでしょうね。。。良く分かりません。

 

 

そういう演奏法?にはちょっと興味があります。いったいどのように唱和されるのか生で見たいなあ、と思いました。

 

おわりに

ということで詩篇でありました。

個人的に面白みはありませんでした。ただ旧約聖書全体は、所謂神話的なビビッドな話よりも、祭祀的な要素・宗教運営上の要素へ重きが置かれるようになってくるのかな、と感じた次第です。

 

今月は以降、「箴言」「コヘレトの言葉」などに入っていきます。

 

評価 ☆☆☆

2024/10/31

 

 

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