海外オヤジの読書ノート

中年おじさんによる半歩遅れた読書感想文です。今年は会計と英語を勉強します!

読後に思う、一人で歩んでいくことの孤独―『夢をかなえるゾウ3』著:水野敬也


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本の概要

ブラックガネーシャを師匠に、20代後半OLが成功を目指して人生を変える!でも本当に変わるのは、その人の人生というよりも、その人自身の心持ち。

累計280万部超のベストセラー自己啓発系エンターテイメント小説の第3弾!女性主人公にブラックガネーシャがスパイシーな教えを授ける!

 

感想

ベストセラー小説の第3弾。

ぐいぐい読めるのでマル一日時間があれば通読できる。

 

それにしても水野氏の筆力には驚かされる。

参考文献を見ればわかるが、悪く言えば氏の作品はいわば過去の成功事例のオマージュ編集と言えなくもない。しかし、関西弁を喋るガネーシャというキャラ立ちした存在を上手に展開することで良い味を出しており、ファンを増やしていると思う。

 

前作同様、若手サラリーマンの前に現れ、次々と無理難題を吹っかけつつ、その子の成長をガネーシャが見守るという展開。

lifewithbooks.hateblo.jp

 

私は、本シリーズを自己啓発本というよりも読み物(エンターテイメント)として読んでいるので、ここが沁みたーなどと言うつもりはない。

 

ただ、読んでいてつくづく感じるのは、成功するかどうかは別として、納得のゆく人生を歩むためには人間的成長や自己認知力が必要なのだなあということ。そして、そうした振り返りは一人では相当難しく、呼び方はどうあれメンターや師匠などの善意の第三者の促しが必要ではないかと感じた。できる先人をベンチマークするのも手であるが、そうした先人とゆるやかな師弟関係のようなつながりができると人はより伸びるのではと感じた。

 

作中では最後にガネーシャは消えてしまう。我々も自分の人生には自分ひとりで挑むしかない。だが、人生という厳しい戦いに挑むにはそうした第三者を措定することでより継続的かつ持続的な人間的成長が期待できると感じている。

皆さんにはメンターと呼べるような第三者はいますか?

 

評価 ☆☆☆

2020/04/24

 

夢をかなえるゾウ(3)

水野敬也 飛鳥新社 2019年05月
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