皆さんこんにちは。
80代の母が退院しました。転倒発生から入院、手術を経て一週間かからずのスピード退院となりました。
怖いのは、母の足腰の衰え。
先生も仰っていましたが、全身麻酔の後、入院が長引くことで認知症を引き起こすこともあるとか。幸いうちの場合は認知症は大丈夫のようなのですが、既に足が弱ったか、入院前と比べて歩みがかなり遅くなりました。
自分の生活もおぼつかないわけですが、今後は両親の様子も見守る必要がありそうです。
ということで本題に参ります。
あらすじ(裏表紙より)
英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。犯人は死体を損壊しており、三番目の被害者にはなぜか停職中の国家犯罪対策庁の警官ワシントン・ポーの名前と「5」と思しき字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは処分を解かれ、捜査に加わることに。しかし新たに発見された死体はさらなる謎を生み、事件は思いがけない展開へ……英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。
現実逃避?での読書
一言で言うと、私にはふつう、だったかもしれません。
両親の面倒とか、子ども達のこととか、自分の将来とか、仕事のこととか、嫁がうるさいとか、まあとにかく心が落ち着かず、運動や瞑想もできず、とにかくとっちらかった日々をこの一か月ほど過ごしておりました。
読書はある意味現実逃避として機能している今日この頃なのであります。
展開やよし。主人公のキャラ弱め?
なんで、ふつう、と感じたのか。
主人公ポーのインパクトがちょっと少な目だったかな。
はぐれものの刑事、正義感強すぎで衝突を厭わない。だけど仕事はできる。こういうキャラですからしょっちゅうイザコザを起こす。
かりにもう一つ特徴があり、それを生かした操作とかをしていたら面白かったかも。ほら、毎朝ヨガの習慣がありその時にひらめく、とか(ないか)。
一つ物珍しい点があるとすれば、オクスフォードで16歳にして最初の学位をとった・だけれども超温室育ちで世間知らずのティリー。日本は飛び級がないから、そういう世間との『ずれ』を持つ人の考え・行動は目新しく映りますよね。で、この一点突破型プロフェッショナルのコンビは結構気に入りました。
更に、ひょっとしたらこれが恋愛関係に発展したら、と思考が脇道に逸れそうになる時もしばしばでしたが、残念ながら本巻ではそういう流れにはなりませんでした。
最後のツイスト、真犯人は驚きでしたね。
まさかそう来たか、と。あとその背景にある孤児の売買と性的虐待。孤児というのは結構海外小説でテーマになりますが、イギリスってそんなに孤児が多いのかってちょっと思いました。
それと、湖水地方の美しい自然の描写が多かったですね。イギリスの田舎とか行ってみたいなあー。日本とは違う自然風景なのでしょうねえ。
おわりに
ということで、ダガー賞受賞作品は初めて読みました。
なかなか面白かったですが、ちょっと長いですね。個人的には海外モノ・サスペンス系ですと、ホロヴィッツの推理劇がより好みかな、と感じました。
評価 ☆☆☆
2026/04/16

